本タラバガニ(レッドキング)の主な産地とおいしい食べ方

【本タラバガニ(レッドキング)ってどんなカニ?】

高級カニの代表、本タラバガニ(レッドキング)。インパクトたっぷりの巨大な姿、鮮やかなオレンジの甲羅、身のぎっしりと詰まった太くて長い脚は、まさに豪快さの象徴と言っても良いでしょう。
「レッドキング」の異名の通り、ゆでると全身がオレンジよりの赤に色づきます。その姿は、まさに「カニの王様」と呼ばれるのに相応しい堂々とした風格を感じさせてくれます。日本に流通する食用カニの中でもその大きさは圧倒的。脚を伸ばすと1メートルを越える個体も珍しくありません。その見た目の美しさと豪快さから、贈答品として用いられる事も多いカニです。

【本タラバガニ(レッドキング)の主な産地】

本タラバガニ(レッドキング)の主な産地は、オホーツク海や知床半島の沖合となります。日本に入ってくる本タラバガニ(レッドキング)のほとんどはロシア産です。漁期は2~4月、9〜10月。2~4月は産卵を前に身の甘みが強く、味が良くなります。また、9~10月になると身入りが良くなり、本タラバガニ(レッドキング)ならではのぎっしりとした身を存分に味わうのにぴったりです。

【豪快にかぶりつこう!本タラバガニ(レッドキング)のおいしい食べ方】

本タラバガニ(レッドキング)の特徴は、何と言ってもその大きく豪快な身。
太くて長い脚にぎっしりとつまった身を口いっぱいにほおばる、まさに至福の瞬間です。
毛ガニやズワイガニと比べてやや大味な印象はぬぐえませんが、その圧倒的なボリューム感はそれを補ってあまりある本タラバガニ(レッドキング)の魅力です。

そんな本タラバガニ(レッドキング)にぴったりの食べ方は、大きな身をストレートに味わう「カニステーキ」。油をひいたフライパンで脚肉をソテーするだけという男の料理です。下味をつけなくてもほんのりとした塩気が楽しめますが、お酒のアテにするなら少しだけ塩を振っても良いでしょう。お好みでバターを使えば、甘く香ばしい身がいっそう引き立ち、お子様にも大人気のメニューとなります。
その他にも、殻を半分残したまま七輪などの上で焼く「焼きガニ」、定番の「しゃぶしゃぶ」など、他の食材と組み合わせるというよりは、本タラバガニ(レッドキング)の身だけで楽しむような豪快な食べ方がぴったりです。

一点だけ気をつけなければいけないのは、本タラバガニ(レッドキング)は蟹味噌を楽しむには適さないということ。本タラバガニ(レッドキング)の蟹味噌は毛ガニなどとは違って熱しても固まらず、食べてもおいしくありません。蟹味噌を残したまま調理すると腹部から脚部へと流れ出し、せっかくの美しい脚肉が黒っぽく変色してしまうこともあります。
本タラバガニ(レッドキング)は殻も固く処理がしづらいので、「どうしても身ガニで買いたい!」という強い要望が無いかぎり、ポーションで購入するのがお手軽です。



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