かにのおいしい調理法【かにのおいしい調理法】

流通技術・冷凍技術の発達によって、一昔前に比べ、自宅でも格段に美味しいカニが食べられるようになってきました。とはいえ、一歩調理法を間違うと、せっかくのカニの美味しさを損なってしまいかねません。ここでは、美味しさを100%引き出す調理法を紹介します。

【生ガニならではの食べ方!刺身&かにしゃぶ】
カニを買うときの大きな選択肢は、「生ガニ」か「ボイル済ガニ」かの2択。
生ガニは調理の一手間がかかりますが、生ガニでしか味わう事のできない繊細な甘みは他に代える事ができません。

新鮮な生ガニを入手したらぜひとも挑戦してほしいのが「カニさし」。
脚の身を取り出したら氷水に3〜5分程ひたします。徐々に身が白っぽくなり、繊維のひとつひとつが立ち上がってきます。この状態を「花が咲くよう」と例える事も。
水を切ったらシンプルに醤油で頂きます。ボイルカニの甘みとは違う、まったりとして繊細なカニの甘みを堪能する事のできる食べ方です。

寒さの厳しい季節になってきたら、しゃぶしゃぶで食べるのもおすすめ。
むき身の生ガニを湯につけ、色が変わるか変わらないか、10秒〜15秒程度で引き上げます。
こちらも生カニの持つ繊細な甘みを楽しめるよう、ポン酢や酢醤油などのシンプルな味付けがオススメです。

【ボイル済ガニのアレンジは火の通し方が命!】
生ガニと違って調理の手間がいらないのが大きなメリットであるボイル済カニ。プロの手によって絶妙な塩加減で茹で上げられているため、冷凍ボイル済カニは解凍してそのまま食べるだけで十分に美味しく味わうことができます。早く食べたい!と焦る気持ちは分かりますが、ボイルされたカニをもう一度茹でる…なんていうのは御法度。
とはいえ、解凍したボイル済カニだけを食べ続けるのも飽きがくるもの。また、一日で食べきれなかった分は、翌日に繰り越すとやや味が落ちるため、なんらかのアレンジを加えて食べたほうが美味しく感じられるというのも事実です。

ボイル済ガニの調理でポイントとなるのが火の通し方。もともと一度火が通っているわけですから、その状態で生カニと同じようにしっかり火を通してしまうと、加熱し過ぎて水分を失い、パサパサとした食感になってしまうこともあります。

例えば、豪快な味わいの「焼きガニ」。生ガニから焼く場合はしっかりと火を通しても大丈夫ですが、ボイル済カニの場合は火を通しすぎないよう、焼き色がつく程度に「あたため直す」という感覚で調理するのがポイントとなります。
また、人気の「かにすき」や「カニ鍋」の場合も、煮込めば煮込むほど身が固くなってしまうので、最後に入れて一煮立ちさせるくらいで十分です。
火を通しすぎないためにも、冷凍状態からいきなり調理に移るのはNG。きちんと解凍してから調理するのが鉄則です。



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