ズワイガニの主な産地とおいしい食べ方

 

【ズワイガニってどんなカニ?】

すらりと伸びた脚に繊細で甘い身、国内で最も流通量が多く、老若男女誰からも好まれるのがズワイガニです。
大きさはタラバガニに比べるとやや小ぶりではあるものの、脚を広げれば70~80センチになるものも少なくありません。「レッドキング」の異名を持つ本タラバガニに対して、ズワイガニは「レッドクイーン」と呼ばれる事もあります。
味わいもタラバガニと好対照で、豪快で大味なタラバガニに対し、ふんわりとほどける繊細な身と、溢れ出すような甘み・うまみがズワイガニの持ち味です。

【ズワイガニの主な産地】

ズワイガニは主に深海に住みますが、生息域は非常に広く、日本海側では山口県以北、オホーツク海から遠くベーリング海まで分布します。
漁期は5~6月、9~10月の2回。特に5~6月は産卵を前に身の甘みがいっそう強くなり、大変美味とされます。

採れる場所によって、様々な名前で呼ばれるのもズワイガニの特徴です。
関東ではズワイガニ、関西では松葉ガニと呼ばれる一般的ですが、さらに地域ごとのブランドネームがつく場合も少なくありません。有名なものでは、福井県で採れる「越前ガニ」、兵庫県では「津居山ガニ」、京都の「間人ガニ」などがあげられます。水揚げされた場所によって様々な呼び名がありますが、これらは全て種類としてはズワイガニ。どれも、地域ブランド品として高値で取引されています。

【繊細な身を食べ尽くそう!ズワイガニのおいしい食べ方】

ズワイガニの身が年代・性別問わず喜ばれる理由は、そのふんわりとした食感と甘くコクのある身の味わいによるものでしょう。大きさのわりに殻が薄く、力の弱い女性やお年寄りでも簡単に食べられるのもファミリー層に人気の理由と言えます。

そんなズワイガニの美味しい食べ方は、カニの甘みを存分に味わえる「カニ鍋」が一押しです。
白菜・ネギ・エノキなどといっしょにズワイガニを煮こむというシンプルな料理は、寒い冬の日にぴったり。ズワイガニのふっくらとした身をポン酢であっさりといただくと、ズワイガニの甘みを存分に味わえます。ズワイガニの出汁をたっぷりと吸ったとろとろの白菜も絶品。
そして、カニ鍋の一番のお楽しみはシメの「カニ雑炊」でしょう。ズワイガニの脚を食べつくしたら、いよいよ甲羅を開けて中の肉をほじくり出し鍋の中へ。そこにご飯を入れて少し煮込んだらできあがりです。ズワイガニの旨味がとけ込んだスープを吸い込んだ雑炊は絶品です。鍋でお腹いっぱいになっていたことを忘れ、もう一杯…と手が伸びてしまいそうな味わいは、カニ鍋の醍醐味と言っても良いでしょう。



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