【かにを食べるのって、めんどくさい?】
海の味覚の王様として大人気のかに。一方で、「下処理がめんどくさい…」「食べづらいし、うまく食べられなくてイライラしちゃう」「食べた後に山になっている殻を見るとげんなり…」などの理由で、かにを敬遠してしまう人も少なくありません。
そんな人でも楽しく美味しくカニが食べられる秘策があるんです。
【めんどくさい…そんな人には断然「ポーション」がオススメ!】
それはズバリ、「ポーション」で購入すること。
「ポーション」とは、カニの脚肉から殻を外した「むき身」のことです。
魚屋さんや市場で売っているカニは、丸のままだったり、肩から先の部分だったりと微妙な違いはあるものの、多くが殻付き。この殻がないポーションタイプなら、下処理〜調理〜実際に口に運ぶまでストレスフリー、しかも殻付きに比べてゴミも格段に少ないという便利さです。
ポーションは殻に守られていない分、生のままでは鮮度が落ちやすくなってしまいます。そのため、多くは急速冷凍され、通販などで流通することが多いようです。
【お得で美味しい!ポーションの秘密】
殻がついていなくて便利な割に、ポーションは安価に手に入ることが多いです。
なんでこんなに安いの?品質が悪いの?などと心配する必要はありません。
ポーションに加工されるかには、その多くが「脚が折れてしまった・取れてしまった」などの訳あり品とのこと。味には大差ありませんが、脚の数が足りないと丸がにとして市場に出すことができないため、価格が下がります。そんな訳ありがにを加工したものだから、ポーションは量と利便性に比べて格段に値段が安いのです。
ポーションのさらなるお得さは、食べられる部分の多さにあります。
一般に、殻付きのかにの可食部分は50%程度、調査によっては60%程度がゴミとなってしまうという結果もあります。「カニ○キロ!」と謳われていても、実際に食べられる部分は以外と少なくなってしまうということですね。
一方、ポーションならそのほとんどが食べられる部分なので、同じ重量でも実際に食べられる部分が多くなるわけです。
【美味しく食べるコツは「半解凍」!】
そんなお得なポーションですが、「パサパサするからポーションはイヤ!」なんて意見も。実は、ポーションは解凍の際に重要なコツがあるんです。
それは、「半解凍で調理する」ということ。えっ、大丈夫なの?と心配になるかもしれませんが、冷凍されたかには解凍しすぎるとドリップ(解凍の際に出る水)に旨味が逃げ出してしまい、水分と旨味を一度に失って味が落ちてしまうんです。
芯がちょっと固いかな、くらいの状態で調理をスタートすることで、ドリップの流出を防ぐと共に、加熱しすぎることによるパサつきも防ぐ事ができます。
めんどうくさがりの方は、ぜひともポーションタイプのかにを選んでみてくださいね!
スポンサード リンク