【かにをもっと美味しく!簡単レシピ】
「かにの食べ方」と言えば、やはりメジャーなのは茹でガニや蒸しガニなど、シンプルな食べ方。とはいえ、ずっと同じ食べ方だと徐々に飽きが来てしまいますよね。
また、買ってみたは良いものの、ちょっと身の入りが悪くてそのまま食べても味気ないなんてことも。そんな時はぜひ、一手間加えた簡単かに料理にチャレンジしてみてください。
【水っぽいかな?というカニもOKの簡単料理】
せっかく買ったカニがスカスカでがっかり…そんな時にこそ役立つ簡単料理で切り抜けましょう!
まず、水っぽさやぱさつきが気にならないオススメメニューは「カニの炊き込みごはん」。お好みの出汁とお米、ほぐしたカニの身を加え、カニの殻も一緒に入れて炊飯器をスイッチオン。殻から出る出汁をごはんがしっかり吸って、絶品です。
この方法はカニの塩気が薄まりやすいので、塩辛すぎて食べられないカニに当たってしまったというときの救済措置としてもオススメ。その場合は、適宜お出汁の塩気を調整してください。
続いて、卵焼きを良く焼く人におすすめなのが「カニ入り卵焼き」。卵3つ分の溶き卵にほぐしたカニの身を好きなだけ入れ、あとは卵焼き用のフライパンなどでじっくり焼くだけ。できたてアツアツを醤油で食べれば、日本酒にも合うリッチな卵焼きの出来上がりです。
最後に、ちょっと料理に慣れている人におすすめなのが「カニのミルクあんかけ」。
中華だしを入れた牛乳にカニの身を加え、片栗粉でとろみをつけてミルクあんを作ります。ブロッコリーやチンゲンサイ、白菜など好みの野菜を茹でてミルクあんと絡めたらできあがり。胃に優しいほっとするメニューです。
【身入りの悪い小ぶりのカニは、絶品のお出汁に!】
小ぶりのかには少人数でも食べやすいというメリットがありますが、小さな脚はちょっと食べづらいですよね。身入りが今ひとつだとなおさらです。
そんな時は思い切って、カニを「食材」ではなくて「出汁」要員として使ってしまいましょう!
例えば、カニ汁。お味噌汁を作るときに、出汁を入れるタイミングでカニを一緒に入れます。出汁が取れたら味噌を溶くだけ。一緒に入れる具は、大根など味の染みやすいものがオススメです。
夕ごはんのメインディッシュに格上げするなら、もう一手間加えて「カニ鍋」にしてもOK。だし昆布と一緒に出汁を取る事で、磯の香りがいっそう引き立ちます。
具は白菜、ねぎ、豆腐など、定番のもので十分。かにが具にならないので、代わりにタラなどの白身魚を加えてあげるとゴージャスです。
とてもリッチなお出汁が出ているので、くずきりなどの味を吸う食材がとっても美味しく頂けます。しめに雑炊やうどんなどを入れれば、カニの旨味を余さずいただけます。
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